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松下英治

千葉県流山市を拠点に、幕末史の研究および行事企画運営、史跡案内解説などの活動をおこなっています。

平成15年以前は幕末史に興味がありませんでしたが、持ち前の集中力で研究を進めています。歴史分野以外の様々な活動経験を活かし、多角的視野から史料などを分析、通説とは異なる史実を解明・推定しています。新選組の新説を発表した後、東京23区内の幕末史跡千ヵ所踏査をはじめ全国各地を巡察、剣術訓練による追体験、地図分析や詳細年表製作による時代背景の分析などを基に、現在は勝海舟や佐藤一斎をはじめ歴史上の要人の言動をあらためて分析し、幕末史全体を新たな視点で
解明すべく活動を進めています。

Profileお知らせ

現在の活動と先祖のルーツ
東京都出身。千葉県流山市在住。
新選組倶楽部 代表(新選組流山隊 隊長)
佐藤一斎顕彰会 特別会員  勝海舟の会 会員  松下英治歴史研究倶楽部 会員
株式会社アーテック 代表取締役(広告物製作・イベント企画)。
流山市観光協会副会長。流山市商工会議所常議員/おおたかの森副支部長。
豊臣秀吉が最初に奉公した松下嘉兵衛一族の末裔と伝わる。
先祖は、遠江(現・浜松市)から長野県泰阜村に移住と推測され、明治期に飯田市移住、両親とも飯田市出身。
母は、旭村(現・愛知県豊田市)の日影安藤家の末裔。
経歴
東京都墨田区出生。5歳で流山転入、地元小中高校を経て、日本大学法学部卒業。
県立柏高校時代は文化祭実行委員長など歴任。
高校卒業後は、芸能関係の仕事で学ぶとともに、作詞作曲演奏活動を行い、柏駅前路上ライブの魁けとなる。
大学卒業後は、自動車販売会社営業・本社勤務を経て、1994年株式会社アーテックを設立。
広告物全般(デザイン・印刷・看板・WEB・販促品)を製作するノウハウを活かし、
市民活動や地元行事の企画運営と発信に関わり、青年会議所県役員や市総合計画審議員など歴任。
幕末関連活動
2003年、新選組を通じて流山を全国に発信するため「新選組流山隊」を結成。
隊士装束での殺陣演武をはじめビジュアルパフォーマンスを用いながら、各地の行事に参加。
子孫や関係者・ファンとの交流など、総合的な活動を行う。
幕末50年前〜明治維新(文化元年〜明治2年/1834-69)の時代背景を探求し、詳細年表を製作。
史料解読や史跡踏査などに基づき、新選組の通説の矛盾を解明した研究成果を発信。
東京23区をはじめ、関東・東海・中部・京都などの戦国〜幕末史跡の解説案内をおこなう。
新選組通史の解明を経て、勝海舟や清河八郎、佐藤一斎などの事績を分析、幕末史全体の再検証を進める。
幕末史に興味が無かったため、幕末がテーマの小説や映像作品は未見で、創作物の影響をあまり受けていない。
著書
「新選組流山顛末記」(新人物往来社2009年)
「新選組と流山完全ガイド」(崙書房2004年)
「戊辰戦争を歩く」「新選組を歩く」(光人社・共著2010年/2011年)
「歴史読本・新選組15大事件の謎」(新人物往来社・寄稿2012年9月号)
製作資料
「江戸幕末史跡千ヵ所敷地地図」 ※東京23区内の幕末維新史跡千ヵ所以上の敷地を現代地図に重ねた地図
「江戸時代後期詳細年表・幕末超詳細年表」※文化元年〜慶応4年の政治・社会・気象・災害・風俗などの日譜年表
「江戸時代後期の暦と時刻」 ※文化元年以降の暦と、現代の時間への時刻変換表
「江戸時代後期の幕府主要役職の在職期間年表」 ※主要役職の在職期間を時系列に俯瞰できる年表
その他、研究学習用の資料多数を製作。
主な講演テーマ
「新選組結成の謎と真実」(近藤勇が上洛した理由とその後の経緯の真相を探る)
「新選組の甲州転陣と敗走の真実」(甲州行きの理由と江戸敗走、五兵衛新田滞留の詳細)
「新選組流山事件の真相」(流山転陣の理由と本陣の詳細、近藤と土方の離別の経緯)
「幕末に至る江戸の実態」(江戸時代後期の社会・気象・風俗と政治事件など)
「勝海舟と新選組」(海舟のルーツから江戸無血開城まで。海舟の交渉術と無血開城の背景)
「佐藤一斎を学ぶ意義」(一斎のルーツと生涯、一斎が幕末や現代までに与えた影響、一斎を学ぶ意義)
「江戸時代の暦と風習」(太陽太陰暦での暦の見方を中心に、歳時記や神仏に対する現代との相違を紹介)
いずれも、創作物で流布している通説とは異なっていたり知られていなかったりする史実を紹介し、歴史の面白さを共に考える。
過去の事象と現代の事象を比較し、これからの時代を考える。
主な出演番組
(歴史関連)
 ※バラエティを除く
「歴史科学捜査班」(BSイレブン)、「BS夜話・新選組」(NHK-BS)「明治−6つの会(明治的六个?局)」(TENCENT 中国の歴史対談ドキュメンタリー番組) 
「東葛人物図鑑」(JCOM 自身の半生を語る対談番組)→ プロフィールのご参考にどうぞ →
その他、NHK、ちばテレビ、JCOM、ラジオ番組、ネット番組など。
また、脚本協力や資料提供など、番組等への協力もおこなっています。