平成15年以前は幕末史に興味がありませんでしたが、持ち前の集中力で研究を進めています。歴史分野以外の様々な活動経験を活かし、多角的視野から史料などを分析、通説とは異なる史実を解明・推定しています。新選組の新説を発表した後、東京23区内の幕末史跡千ヵ所踏査をはじめ全国各地を巡察、剣術訓練による追体験、地図分析や詳細年表製作による時代背景の分析などを基に、現在は勝海舟や佐藤一斎をはじめ歴史上の要人の言動をあらためて分析し、幕末史全体を新たな視点で 解明すべく活動を進めています。